Webサーバとメールサーバを分けた時、迷惑フォルダに分類されないDNS設定
Webサーバとメールサーバを分けた構成をつくったときに、Webサーバから送信されたメールが迷惑フォルダに入ってしまい、原因がわからず過去悩んだことがありました。
運用コストを安くするためにサーバを分けて運用する
Webサービスを新しく構築すると、サーバーのランニング費は安くしたいと考えます。メールサーバもWebサーバも備わっているさくらインターネットの共用サーバで検討したいが、共用サーバは機能制限があるためやりたいことができない。 自力で構築するさくらインターネットのVPSでは、価格面で安くていいが、ただメールサーバを自力で立てて構築後のメール追加、削除の運用管理、またメール障害が発生した時のリスクを考えるとやりたくない。 結果、さくらインターネットの価格面でかなりお手頃なメールサーバのみのメールボックスとVPSの組み合わせに行き着きます。Webサーバから送信したメールが迷惑フォルダに入らないようにするための対策
Webサーバからメール送信したら、迷惑メールに認識してしまい、困った。調べたらDNSサーバのゾーンファイルに記載しないといけないことが分かる。 現在のサーバが対応しているかどうかはhttp://www.sendmail.co.jp/sa/spfcheck.htmlでチェックできます! 以下のように「+a:のあとにホスト名」、「+ip4:のあとにIPアドレス」の形式で、メールサーバとWebサーバのIPアドレスもしくはホスト名をDNSサーバのtxtレコードに設定します。v=spf1 +a:xxx.sakura.ne.jp +ip4:111.111.111.111 +a:www.xxx.com ~all設定後にコマンドプロンプトで「nslookup -q=txt xxx.com」を実行してtxtレコードにきちんと登録したかを確認します。
nslookup -q=txt XXX.com xxx.com text ="v=spf1 +a:xxx.sakura.ne.jp +ip4:111.111.111.111 +a:www.xxx.com ~all"