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2014.05.27

Gitリモートリポジトリのサーバー移行が結構簡単だったので手順まとめ

Git-Logo-2title 昔からファイルの履歴管理はファイルをコピーして、ファイル名に日付をつけて頑張ってましたOsamuです。 さて、今年からプログラミングを始めるて、チームで1つのWeb開発をしていく上で、ソースコードの履歴管理は外せない問題です。 私は2014年からこの問題に触れたので、専らGitでソースコードの履歴管理をしております。 ある時社内の管理サーバーの契約を変更したので、その中に保管されていたGitリモートリポジトリの移行が発生しました。 まだまだGit初心者の私からするとどうしていいやらGoogleで調べたのですが、「SubversionからGit移行」「Githubへ移行」といった手順は星の数程見つかるのですが、単純なGitリモートリポジトリのサーバー移行手順が中々見つからなかったのです。 という事で今回は私が行ったGitリポジトリのサーバー移行の手順を纏めます。結構簡単でした。

Gitリモートリポジトリのサーバー移行手順

Git-Logo-Black

手順1.現状リモートリポジトリの圧縮ファイル作成と名称変更

移行する時の為に現行のリモートリポジトリの圧縮ファイルを作成しておきます。今回の手順ではわかりやすい様に現行のリモートリポジトリはrepositoryとしております。 又、現状のリモートリポジトリの名称変更しておきましょう。 移行中にプッシュされて、差分ができちゃったら困っちゃいますからね。今回の例ですと現行のリポジトリー名.bkupに名称を変更しておきます。
tar cvf repository.tar repository
mv repository repository.bkup

手順2.移行先サーバーへGitインストール

yum install git
wget http://pkgs.repoforge.org/rpmforge-release/rpmforge-release-0.5.3-1.el6.rf.x86_64.rpm
yum -y --enablerepo=rpmforge install git-daemon
rpmforge-release-0.5.3-1.el6.rf.x86_64.rpmは私がGit移行した時の最新ファイルなので、現状の最新版をwgetする時にはhttp://pkgs.repoforge.org/rpmforge-release/ で探してください。

手順3.移行先サーバーのgit-deamonの設定をコピーする

基本移行元と移行先の/etc/xinetd.d/gitと同じ設定にします。そのをリスタートします。
$ /etc/init.d/xinetd restart

手順4.移行元サーバーから移行先サーバーへrepository.tarを転送、展開

移行先サーバーにて転送した書庫ファイル(.tar)を展開する
scp repository.tar @xxx.xxx.xxx.xxx:/移行したいディレクトリ
tar xvf repository.tar

手順5.確認

移行先のリモートリポジトリにクローン(Clone)するなりプル(pull)するなりプッシュ(push)するなりして、問題なく移行がなされているか確認してみてください。

Gitリモートリポジトリのサーバー移行は結構簡単

基本的な流れは、移行先のサーバーにGitインストールして、移行元のリモートリポジトリのデータを全て転送して、設定同じにしてフィニッシュです。 色んな事態でリモートリポジトリのサーバー移行は発生と思いますので、是非参考にして頂ければと思います。

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